口座から122万円横領 県学術教育財団の臨時職員

口座から122万円横領 県学術教育財団の臨時職員
福島民友新聞 2013年6月26日(水)11時18分配信

 県教委は25日、県が管理する公益財団法人「県学術教育振興財団」の男性臨時職員(32)が、同財団の銀行口座から不正に現金約122万円を引き出し、横領していたと発表した。県教委は近く県警に被害届を提出する。また、監督や資金の管理方法が不十分だったとして関係職員の処分も検討する。
 県教委によると、臨時職員は昨年度から財団の会計業務を担当。昨年9月以降、同財団の口座から「社会保険料」や「登録免許税」などの名目で計33回にわたって不正に現金を引き出していた。また、同財団の助成対象を審査する委員が審査を欠席した際、委員の旅費も着服していたという。会計業務は本来、臨時職員には担当させないほか、財団の会計は月ごとに確認する決まりだったが行われず、約10カ月の長期にわたり横領に気付かなかった。

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