庄内町教委課長補佐が酒気帯び運転で摘発
山形新聞 2013年6月29日(土)11時31分配信
庄内町教育委員会の男性課長補佐(57)が今月22日、同町内で酒気帯び運転し、道交法違反容疑で摘発されていたことが28日、複数の関係者への取材で分かった。町は懲戒処分審査会で処分について検討している。
関係者によると、課長補佐は22日午前4時20分ごろ、同町肝煎の主要地方道立川羽黒山線で酒気を帯びた状態で車を運転したとされる。
課長補佐は21日午後7時ごろに帰宅し、夕食を取りながら晩酌したという。入浴後の同10時ごろ就寝し、翌日午前4時ごろに起床。山菜採りのため車で家を出たという。
県警は山菜採りに伴い、早朝の事故が起きていることから取り締まりを強化しており、検問の呼気検査で酒気帯び運転が判明した。二日酔いの状態だったが、課長補佐に酒が残っている認識はなかったという。同乗者はなく、摘発後、本人が上司に報告した。
町の樋渡満総務課長は山形新聞の取材に対し「日ごろ法令順守を指示しており、誠に遺憾。町民の信頼を裏切って申し訳ない」と述べた。