(朝鮮日報日本語版) 有名私大教授、盗撮容疑で捜査
朝鮮日報日本語版 2013年6月27日(木)10時57分配信
名門私立大学の教授が、映画館などで隠しカメラを用い、女性の体の特定の部位を撮影したとして、検察の捜査を受けている。
ソウル江南警察署などが26日発表したところによると、ソウル市内の名門私立大学の教授(51)は先月18日、同市内の映画館で、小型カメラが付いた腕時計を用い、後ろの席にいた女性のスカートの中を盗撮したとして告訴された。女性はたびたび体を動かす教授の行動を不審に思って抗議したところ、教授はあわてて席を立ったという。だが、教授による盗撮行為は、映画館の座席に落ちていた教授の名刺が女性に発見されたことで発覚した。
捜査に乗り出した警察は、教授から盗撮に使われた腕時計を押収した。教授は警察の調べに対し、容疑を大筋で認めているという。警察は今月18日「性的暴力の防止および処罰に関する法律」違反容疑で教授を書類送検した。
本紙はこの日、教授に対し3回以上にわたり電話連絡を試みたが、教授は電話に出なかった。一方、教授が勤務する大学の広報室の関係者は「そのようなことがあったのかどうか、全く把握していない」と話した。