教諭、ほうきの柄・手で高2女子20回超たたく
読売新聞 2013年7月18日(木)16時54分配信
熊本市の私立鎮西高は17日、掃除の指導に反論したとして、男性教諭(50歳代)が2年生の女子生徒(16)の頭や手首をほうきの柄や手で20回以上たたき、打撲傷を負わせたと発表。
熊本県警は被害届を受理し、傷害の疑いで捜査している。
発表によると、教諭は9日、掃除を指示通りしなかったとして生徒を注意した際、反論されたのに腹を立て体罰を行ったという。生徒が泣きながら教室に帰ってきたため、担任が事情を聞き、病院に連れて行った。男性教諭らは、生徒の自宅を訪れて謝罪したが、生徒は「教諭に会うのが怖い」として、しばらく学校を休んだ。男性教諭は生徒がマネジャーを務める運動部の顧問で、「戒めるつもりでたたいてしまった」と話しているという。松本友喜教頭は「事実関係を調べた上で、厳正に対処する」と謝罪した。