児童にランドセル投げ威圧、神戸の小学校50代男性教諭
スポーツ報知 2013年8月9日(金)7時5分配信
神戸市東灘区の市立小学校で、3年生を担任する50代の男性教諭が、授業中に児童の机をひっくり返したり、ランドセルを放り投げたりして、担任を交代させられていたことが8日、分かった。市教育委員会は教諭を8日付で文書訓告とした。
市教委によると、教諭は今年4月、市内の別の小学校から赴任。「授業に集中しない」との理由で、今年4〜5月、複数の男児に威圧的な行為を繰り返した。6月には給食当番をさぼった男子児童の指導中に、突っかかってきた児童を担ぎ上げるトラブルも起こしていた。
「子どもが夜中に泣き出す」「先生が怖いから学校へ行きたくないと言っている」などの保護者からの苦情があり発覚。6月中旬からはこのクラスに副担任を入れて、2人で受け持つようにしたが、それ以降も教諭は児童の机をひっくり返すなどの威圧行為は止まらなかった。
学校は2学期から担任交代を決定。教諭は「行きすぎた指導だった。大変反省している」と謝罪しているという。