62歳のわいせつ教師、女児7人に性病うつす 当局がもみ消し工作か―中国江西省
XINHUA.JP 2013年8月8日(木)12時52分配信
中国江西省瑞昌市でこのほど、62歳の小学校の男性教師が教え子の女児7人に対して学校内でわいせつ行為をし、性病に感染させたとして逮捕された。教師の行為は女児の体の異変に気付いた家族の訴えで発覚した。
報道によると7人は8〜9歳で、いずれも男性教師が教えるクラスの児童。ヒト乳頭腫ウイルス(HPV)の感染によって発症する「尖圭コンジローマ」で治療を受けている。うち6人は入院中だ。
7人は2012年9月から13年5月にかけて、「宿題を直す」「教科書を暗唱させる」として、教室の後ろ側や休憩室に呼び出され、体を触られるなどした。
7人はいずれも父母が出稼ぎ中で、ほかの家族や親類が世話をしている。入浴の際、体に炎症などがあることが分かり、1人の父親が警察に通報した。
保護者らによると、この事件について市の幹部が保護者らに接触し、「これ以上騒がなければ計5万元(約79万円)を慰謝料や治療費として渡す」と申し出たが、保護者らは拒否した。
ただ地元当局はこれを否定。「本来は教師が責任を負うべきだが、人道的観点から慰謝料支払いを提案した」と説明した。
(編集翻訳 恩田有紀)