7年以上前のわいせつ行為で教諭停職、「悩んでいた」女性が訴え 千葉県教委

7年以上前のわいせつ行為で教諭停職、「悩んでいた」女性が訴え 千葉県教委
産経新聞 2013年8月22日(木)0時32分配信

 7年以上前に、当時18歳未満だった女性にわいせつな行為をしたとして、千葉県教育委員会は21日、県北西部の公立中学校に勤務する50代の男性教諭を停職3カ月の懲戒処分にしたと発表した。今年5月に女性が県教委に「わいせつ行為を受けた。前々から思い悩んでいた」と訴えて発覚したもので、行為から処分までこれほど期間が開くケースは極めて珍しいという。

 県教委によると、教諭は当時自宅などで、約1年間のうちに約10回、女性の胸や下半身を触るなどのわいせつ行為を行った。県教委の調査に教諭は行為を認めた上で、「女性の抵抗はなかった」と話したという。

 県教委は平成18年2月、18歳未満の女性にわいせつ行為を行った職員を原則、懲戒免職処分とする基準を定めている。県教委は、今回のケースはこの基準ができる以前としており、7年以上前であることは判明しているが、何年前の事例かは明らかにされていない。

 また、県教委は21日、中学3年の男子生徒(15)を強く壁に押しつけてけがを負わせた山武市内の公立中学校の男性教諭(42)を減給1カ月の懲戒処分とした。

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