3教諭処分「社会人の自覚欠如」…臨時校長会

3教諭処分「社会人の自覚欠如」…臨時校長会
2013年9月1日12時11分 読売新聞

 松山市教委は30日、教室で女児の体を触ったとして50歳代の教諭が懲戒免職処分を受けるなど、3教諭が処分された事態を受け、市立の全小中84校の校長を集めた臨時校長会を開いた。

 5月に男性教諭が道交法違反(酒気帯び運転)容疑で逮捕された際に開いたのに続き今年で2回目。山本昭弘教育長は「教師である以前に社会人としての自覚が欠如している」と厳しい口調で語った。

 冒頭で、山本教育長は「信頼を失うのは一瞬だが、回復には時間がかかる。強い使命感と高い倫理観を持ってほしい」と求めた。校長らは4〜6人のグループに分かれて話し合い、「教職員が相談できる窓口を作るべき」「何がセクハラになるかきちんと研修を」などの意見が出た。

 3教諭について、愛媛県教委は27日、休み時間の教室で女児2人の体を触ったとして松山市立小の50歳代の男性教諭を懲戒免職処分に、忘れ物の財布から現金3万円を抜き取ったとして窃盗容疑で書類送検された同市立中の50歳代の男性教諭と、5月に酒気帯び運転で逮捕された同市立小の男性教諭(52)を、それぞれ停職6か月の懲戒処分にした。

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