体罰で教諭2人減給 部活で平手打ち、過剰指導

体罰で教諭2人減給 部活で平手打ち、過剰指導
福島民友新聞 2013年9月14日(土)11時6分配信

 県教委は13日、部活動の指導中に生徒に対して体罰を加えたとして、県南地区の県立高で柔道部顧問を務める30代の男性教諭と、同地区の中学校で剣道部顧問を務める30代の男性教諭をいずれも減給3カ月(10分の1)の懲戒処分とした。
 県教委によると、県立高の男性教諭は昨年4月下旬から今年8月中旬にかけ、練習試合などの際に柔道部の男子生徒計7人の頬を平手打ちするなどしたほか、昨年9月中旬ごろには、男子生徒1人を正座させ、自分は椅子に座ったまま胸を蹴った。生徒らにけがはなかったという。
 また、中学校の男性教諭は今年7月上旬ごろ、校内での練習中に男子生徒1人と実戦形式の練習などを約30分間連続で行うなどの過剰な指導を行い、指導中に生徒を何度か転倒させるなどして頭部や手にけがを負わせた。

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