タックル受け頭を強打、高校ラグビー部員死亡

タックル受け頭を強打、高校ラグビー部員死亡
読売新聞 2013年9月12日(木)18時22分配信

 長野県上田市の菅平高原で8月、新潟県立新発田農業高校ラグビー部の男子生徒(16)が練習試合でタックルを受けた際に頭を強く打ち、死亡していたことが分かった。

 同校によると、男子生徒は8月9日、大阪府の高校との練習試合中、相手選手のタックルで倒れ、地面に頭を強打した。直後に嘔吐(おうと)し意識が混濁してきたため、ドクターヘリで長野市内の病院に搬送された。急性硬膜下血腫が疑われ、手術を受けたが、20日に亡くなった。

 同ラグビー部は合宿中で、同校は、生徒はヘッドギアやマウスガードなどの防具を装着しており、タックルにも問題はなかったとしている。志田重道校長は「非常に悲しい事故。今後こうした事故が起きないよう全職員で取り組みたい」と話した。

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