<阪南大>セクハラで教授を懲戒解雇
毎日新聞 2013年9月12日(木)19時7分配信
女子学生にセクハラをしたとして、阪南大(大阪府松原市)は12日、国際観光学部の谷口広之教授(62)を同日付で懲戒解雇した。谷口教授は別の女子学生に対するセクハラでを受け、停職中だった。
阪南大総務課によると、昨年12月10日夜、女子学生2人と飲食店で酒を飲んだ後、帰りのタクシーの車内で、女子学生1人の体をしつこく触ったという。今年6月、この女子学生から大学に相談があり発覚した。
大学の調査に対して谷口教授は「泥酔していて、記憶が鮮明でないが、被害者が言っているなら間違いないだろう。申し訳ない」と話しているという。
今年4月の懲戒処分は、今回、セクハラをしたとされる10日後に、別の女子学生の体を触ったとの内容だった。
辰巳浅嗣(あさつぐ)学長は「被害学生はもとより、全ての学生や社会に対し、心よりおわび申し上げる」としている。【吉田卓矢】
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