ゼリー食べた女児脅す卑劣な手口… 準大手学習塾元講師、再逮捕
産経新聞 2013年10月2日(水)19時38分配信
進学塾大手「浜学園」(本部・兵庫県西宮市) グループ講師による教え子への強制わいせつ事件で、大阪府警捜査1課は2日、別の女児への強制わいせつ容疑で大阪府茨木市双葉町の元塾講師、佐藤功一被告(28)=同罪で起訴=を再逮捕した。府警によると、女児に「冷蔵庫にゼリーが入っているから食べて」と言い、女児がゼリーを冷蔵庫から取る場面を写真に撮影して、「泥棒だ。親に言いつける」などと脅していたという。
佐藤容疑者は「女児が好きで自分がコントロールできなかった。自分のひざに乗せて勉強させたり、お尻をなで回したりした」と容疑を認めているという。
府警によると、佐藤容疑者は平成22年ごろから、当時小学生だったこの女児へのわいせつ行為を続けていた。脅すほか、首を絞めるなどの暴行を加えることもあったといい、女児は心的外傷後ストレス障害(PTSD)を負ったという。
再逮捕容疑は、昨年8月下旬、茨木市別院町の教室で、女児の体を触ったとしている。
浜学園は「教室でこのような行為が行われていたことについては真摯に反省したい。被害を受けた家庭には今後、謝罪していきたい」とコメントしている。