香川西高非常勤講師、無免許で6カ月授業
四国新聞 2013/10/11 09:49
香川県三豊市高瀬町の香川西高校(大浦恭敬校長)は10日、同校の非常勤の男性講師(36)が今年4月から9月上旬まで、教員免許を失効した状態で授業を行っていたと発表した。
同校によると、男性講師は2006年から勤務し、本年度は1〜3年の数学4クラスを週10時間担当。教員免許更新制度(効力10年)に基づき、期限切れとなる今年3月末までに更新講習を受講する必要があったが、していなかった。
9月上旬に男性講師が免許の期限切れに気づき、同校に申し出た。講師は「期限がまだ先だと思っていた。うっかりしていた」と話しているという。現在は臨時免許を取得し、教壇に立っている。
同校は今月5日に保護者説明会を開き、経緯を報告して謝罪した。「再発防止のため教員への周知・啓発を徹底する」としている。