小4女児にペンチ見せ「宿題忘れたら歯抜く」
読売新聞 2013年10月24日(木)8時40分配信
兵庫県教委は23日、小学4年の女児にペンチを見せて「歯を抜く」などと脅した西宮市立小の男性教諭(30)を戒告とするなど5人の懲戒処分を発表した。
発表によると、男性教諭は昨年11月、担任を務めるクラスの女児が複数回、宿題を忘れたことで、ペンチを手に「これで爪をはいだり、鼻の骨を折ったりできる」「次に忘れたらペンチで歯を抜かれると思ってやりなさい」と発言した。女児はショックで学校を休み、学校側は教諭を担任から外し保護者らに謝罪した。
また県教委は2011〜12年に女子バレー部員14人に、頬を平手でたたくなど計21回体罰を繰り返した伊丹市立中の女性教諭(36)を減給10分の1(1か月)、今年6月に男子生徒の鼻を額で突き、骨折させた宝塚市立中の男性教諭(48)を減給10分の1(3か月)にした。一方、、同月に酒を飲んでマイカーを運転した県立姫路南高の男性教諭(51)を停職3か月にした。