むつの男性教諭、女児にわいせつ行為か

むつの男性教諭、女児にわいせつ行為か
デーリー東北(2013/11/16 09:08)

 むつ市教委は15日、市内の小学校に勤務する男性教諭が、青森県内での部活動遠征を引率して宿泊した際、計4人の女子児童に対してわいせつな行為をした疑いがある、と発表した。同日、遠島進教育長が市役所内で会見し、「子どもたちを傷つける行為であり、心からおわびしたい」と謝罪した。
 市教委によると、男性教諭は8月と10月の2度、部活動の遠征を引率した際の宿泊先で、飲酒から戻った後に女子児童の上半身を触るなどの行為をした疑いが持たれている。
 10月の遠征後、女子児童の保護者から学校に「教員によるわいせつ行為があったのではないか」と連絡があり、この学校が調査を開始。校長は11月1日、疑いを裏付ける行為があったとみられることを市教委に報告した。現在は県教委が事実確認を行っている。
 男性教諭は既に辞表を提出し、現在は自宅待機中。校長に対して「酒に酔っていたので記憶がないが、事実だと思う」と話しているという。
 今後の対応について、遠島教育長は「女子児童を伴って宿泊する際は必ず女性の教諭を付き添わせるほか、遠征中の飲酒を控えさせる」と述べた。これまで事実を公表しなかった理由に関しては「保護者の意向や、被害に遭った児童の特定を避けるため」と説明した。
 一方、校長は取材に対し「コメントは差し控えたい」と述べるにとどめた。(福田駿)

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わいせつ問題でむつ市教委陳謝
東奥日報 2013年11月16日(土)

 下北地方の男性教諭が部活動の遠征時に宿泊施設で、女子児童にわいせつな行為を重ねていた疑いが本紙報道で明らかになった問題で、むつ市教委の遠島進教育長は15日、市役所内で会見し、男性教諭の勤務先が市内の小学校であることを認め、被害を受けたとみられる児童は2回の遠征で計4人と明らかにした。また、「県教委が調査中だが、事実とすれば絶対にあってはいけないこと」と陳謝した。

 男性教諭の氏名や年齢、勤務先の学校名などは公表しなかった。遠島教育長はその理由について「男性教諭が特定されれば、被害児童の特定につながる可能性を秘めている」と述べた。男性教諭は校長に辞表を提出し、自宅で待機している。懲戒処分が予想されるため、辞表は校長が預かっている。

 遠島教育長は会見で状況を説明。10月26日から1泊2日の遠征で1人の児童が、8月3日から1泊2日の遠征で3人の児童がそれぞれ、男性教諭から、着衣の上から上半身を触られるわいせつな行為を受けたとみられるとした。

 男性教諭は小学校の聞き取りに対し、「酒に酔っていたので記憶がない」と話しているが、市教委は児童たちへの聞き取りやアンケートにより、被害があったと信じるに足ると判断しているという。 小学校は、10月の遠征後に被害児童の保護者から連絡を受け問題を把握。その他の児童の聞き取り調査で、8月の遠征の問題が判明した。8月の被害児童3人は、問題を明らかにすると部活動が続けられなくなると思い、打ち明けられなかったという趣旨の話をしているという。

 また、遠島教育長は、男性教諭が遠征中に飲酒したことについては「それが、そもそもの間違いの始まり」と述べた。

 一方、県教委教職員課の田村博美課長は、「(わいせつ行為が疑われている)本人や、校長を含む関係者への事情聴取などを進めて事実関係を精査し、できるだけ早く、厳正に対処していきたい」と述べた。市教委からの報告文書は6日に受け取ったという。

また被害生徒のプライバシーを人質にしてわいせつ教師の実名が隠されます。
これで執行猶予がついたら、この教師が別の県で教職に就こうとした時、どうやって過去の犯罪歴を確認するんですか?

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