「児童に危害」と学校脅迫疑いで教諭再逮捕へ 岡崎署
中日新聞 2013年12月10日 09時03分
愛知県幸田町立深溝(ふこうず)小学校教諭新井浩介容疑者(22)=同町坂崎=が窃盗の疑いで逮捕された事件で、児童に危害を加えることをほのめかす文書を同校に送った疑いが強まったとして、岡崎署は威力業務妨害の疑いで、10日にも再逮捕する。捜査関係者が明らかにした。
逮捕容疑は、10月24日朝、同校の児童用玄関に「西三河地方教育事務協議会による学校訪問を取りやめろ」などと書いたA4判の紙を差し込んだとされる。
町教委などによると、文書には要求に応じない場合は児童に危害を加えることがほのめかされていた。学校訪問は中止され、授業の視察や研修会などは実施されなかった。同校には6月にも「校内に爆発物を仕掛けた」などと書かれた文書が届いており、署は新井容疑者が関与しているとみて追及している。
新井容疑者は、同県岡崎市内のスポーツクラブの更衣室で他の利用者の財布を盗んだとして、窃盗の疑いで11月に逮捕された。