いじめの3人保護観察=川西の高2男子自殺?神戸家裁
2013年 12月 18日 19:00 JST 更新
兵庫県川西市で2012年、いじめを受けていた県立高校2年の男子生徒=当時(17)=が自殺した問題で、神戸家裁(福井健太裁判官)は18日、侮辱の非行事実で送致された同級生の少年3人を保護観察処分とした。
非行事実によると、同級生らは12年4月ごろから、教室内で男子生徒に「虫」「菌が付く」などと言ったり、椅子の上にガの死骸を置いたりして侮辱した。男子生徒は同年9月、自宅で首をつって自殺した。
福井裁判官は「男子生徒は虫を極度に怖がり、登校したがらない様子から、少年らによるいじめを苦にしていた」と指摘。一方、自殺との因果関係については「遺書などが残されておらず明らかでない」とした。
[時事通信社]