生徒情報入ったメモリー紛失 真庭の中学教諭、264人分

生徒情報入ったメモリー紛失 真庭の中学教諭、264人分
山陽新聞 2013/12/25 22:58

 真庭市教委は25日、市立中学校の40代女性教諭が、生徒264人分の名前、成績など個人情報が入ったUSBメモリーを紛失したと発表した。情報流出や悪用は確認されていないという。

 市教委によると、メモリーは教諭の個人用で、担当する1、3年全生徒の個人名とテストの点数、通知表の評定などを保存。個人的に知人、教職員ら約50人分の名前と住所も記録していた。

 13日にメモリーを自宅に持ち帰り、17日に紛失に気付いた。自宅や学校を探したが見つからず、20日に校長に伝え、市教委への報告は24日だった。個人情報を持ち出す場合、校長の許可や第三者の閲覧を防ぐパスワードの設定が定められているが、いずれも行っていなかったという。

 市教委学校教育課は「情報管理の認識が甘く、生徒や保護者に迷惑をかけ、報告も遅れた。管理を徹底し、再発防止に努める」としている。

 同校は26日に保護者向けの説明会を開く。

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