山口大男性教諭をPTA経費横領で解雇
日刊スポーツ [2014年1月10日20時15分]
山口大は10日、PTA経費を私的に流用したとして、教育学部付属特別支援学校の50代の男性教諭を諭旨解雇とした。
山口大によると、男性教諭は2007〜12年度、PTAへの助成金など計約76万円を横領していた。「バイクのローン返済に使った」などと話しているといい、既に全額弁済した。
昨年11月、学校の活動を紹介する展示パネルの経費を男性教諭が申請したが、学校はパネルについて事前に把握していなかった。事情を聴くと、助成金をカラ申請していたことが発覚。他にも研修運営費の剰余金などの横領を認めた。
岡村康夫教育学部長は「保護者に対する背信行為だ。全学を挙げて再発防止に努める」と述べ、謝罪した。(共同)