児童に体罰で骨折、「転んだ」と虚偽報告の教諭減給 鹿児島

児童に体罰で骨折、「転んだ」と虚偽報告の教諭減給 鹿児島
産経新聞 2014.1.15 20:32

 鹿児島県教育委員会は15日、水泳の授業で児童を体罰で骨折させたのに、「転んだ」と虚偽の報告をしたとして、公立小学校の男性教諭(38)を減給10分の1(6カ月)の懲戒処分にした。

 県教委によると、教諭は昨年7月8日、水泳の授業中に背を向けていた2年男児の腕をつかんで引っ張り、壁に衝突させた。男児は転倒し、左肘を骨折するけがを負った。

 教諭は、保護者や校長に「子どもが転んだ」と虚偽の報告をしたが、目撃した同級生が「先生に投げられた」と話したことから判明した。

 教諭は「この程度なら発覚しないと思った。深く反省しています」と話しているという。

 県教委によると、教諭は傷害の罪で昨年11月21日に加治木簡裁(同県姶良市)から罰金30万円の略式命令を受け同12月に納付した。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする