給食費240万円着服 練馬区立小 容疑の元職員書類送検
産経新聞 2014年1月29日(水)7時55分配信
勤務先だった東京都練馬区の区立小学校で給食費約240万円を着服したとして、警視庁石神井署が業務上横領容疑で元非常勤職員の女(48)を書類送検していたことが28日、捜査関係者への取材で分かった。同署によると、元職員は「生活費などに使った」と容疑を認めている。
元職員は平成20年4月から区立大泉第四小学校で給食費の会計事務を担当。管理していた現金を盗み取ったり、銀行口座から不正に引き出したりする手口で、総額1082万円を着服していたとみられる。
送検容疑は23年8月〜25年2月、同校の給食費が入った銀行口座から約10回にわたり、計約240万円を着服したとしている。
元職員が昨年4月に別の小学校に異動後、業者から未払い分の請求があったことから不正が発覚。元職員は同7月に懲戒免職となり、全額を返済したが、同校側が、刑事告訴していた。