鶴岡高専、酒気帯び運転の助教を諭旨解雇
山形新聞 2014年1月30日(木)9時40分配信
鶴岡工業高等専門学校(加藤靖校長)は29日、酒気帯び運転し、当て逃げ事故を起こしたとして、道交法違反の罪で略式命令を受けた平尾彰子助教(28)=酒田市北千日町=を諭旨解雇処分した。平尾助教は同日付で退職願を提出し、受理された。
同校が同日、記者会見して明らかにした。事件の発生後、同校は懲戒審査委員会を設置し、処分を検討。人身事故ではなく物損事故だったため、懲戒解雇には当たらないと結論付けた。加藤校長は「道交法の違反のみならず、教員にあるまじき行為。学生はじめ関係各位にご迷惑を掛けたことを心からおわびする」と陳謝した。今後は文書、メールで全教職員に再発防止を呼び掛ける。
平尾元助教は昨年9月26日深夜、酒気を帯びた状態で乗用車を運転し、三川町内で大型トラックにぶつかる事故を起こし、そのまま逃走した。