女子生徒へのセクハラなどで11人を懲戒処分 北海道教委
北海道新聞 2014/02/28 08:00
道教委は27日、女子生徒の体をペンでつつき不快な思いをさせるセクハラ行為を繰り返したなどとして、オホーツク管内の男性高校教諭(26)を停職3カ月とするなど11件の懲戒処分を発表した。
道教委によると、男性教諭は昨年5月から11月にかけて、3年生の女子生徒1人の肩や脇腹をペンでつついた。また別の女子生徒が飲酒したことを知りながら注意せず、管理職への報告を怠った。
石狩管内の男性高校教諭(59)は授業中、セクハラの具体例など性的な表現を含む自作の文章を生徒に配布したとして、停職2カ月。男性教諭は「セクハラへの注意を呼び掛けるためだった」と話しているという。
石狩管内の男性高校教諭(49)と道南の男性中学校教諭(29)は、自校の女子生徒に不適切な内容のメールを送ったとして、停職1カ月とした。
生徒2人の知能テスト結果などの個人情報が書かれた紙を知人に渡し、資料作成を依頼した後志管内の女性中学校教諭(60)は減給10%1カ月。このほか6人が、授業中や部活動の指導中に児童生徒に体罰をしたとして停職や減給、戒告処分となった。