<福岡・高3自殺>「いじめ定義で」少年7人を書類送検

<福岡・高3自殺>「いじめ定義で」少年7人を書類送検
毎日新聞 2014年3月6日(木)12時7分配信

 福岡県内の私立高校3年の男子生徒(当時18歳)が昨年11月、いじめをうかがわせる書き込みを残して自殺した問題で、福岡県警は6日、生徒と同級生の17〜18歳の少年7人を暴力行為法違反容疑で福岡地検に書類送検した。県警は「自殺との因果関係は不明だが、いじめ防止対策推進法の定義に照らせばいじめに当たる」としている。

 送検容疑は、共謀して昨年10月1日〜11月6日、同校の教室や調理実習室などで生徒に対して5回にわたり、殴ったり蹴ったり、熱したおたまを口元に押し当てたりなどの暴行を加えたとしている。

 県警によると、7人は「生徒のリアクションが面白くてやった。申し訳ない」と容疑を認め、反省しているという。こうした暴行は高校2年時から続き、他にも複数の同級生が関与したとみられるが、学校側は把握していなかったという。

 生徒は昨年11月14日未明、福岡県春日市のマンションから飛び降り死亡した。携帯端末には個人名を挙げ「絶対に許さない」などと書かれていた。遺族は今年2月に被害届を出していた。

 生徒の父親は「今回の件はいじめと確信している。加害生徒らの行為は犯罪行為であり許されない。(同校が設立予定の)第三者委員会も真実を明らかにしてほしい」とのコメントを出した。

 昨年9月施行のいじめ防止対策推進法は、いじめの定義を「一定の人的関係にある児童等が行う行為で、対象となった児童等が心身の苦痛を感じているもの」などとしている。【福永方人】

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする