(朝鮮日報日本語版) 同僚2人が同時妊娠、二股ばれた男性教諭に慰謝料命じる

(朝鮮日報日本語版) 同僚2人が同時妊娠、二股ばれた男性教諭に慰謝料命じる
朝鮮日報日本語版 2014年3月19日(水)10時41分配信

 京畿道の高校で理科を教えているY教諭(29)=女性=は、同じ学校の特殊学級担当のH教諭(33)と、2011年から交際を始めた。翌年1月、H教諭が学校の近くにマンションを購入した際には、家の場所や住宅ローンの問題などについて、Y教諭と何度も話し合った。2カ月後、Y教諭は別の学校に異動したが、H教諭は花かごやプレゼントを贈り、変わらぬ愛を誓った。

 だが、H教諭は同じ学校に勤務するA教諭とも交際しており「二股」の状態だった。12年3月、Y教諭とA教諭が共に妊娠したことで、それが発覚することとなった。H教諭はA教諭と結婚することを決心し、Y教諭に対しては「(自分は)肝硬変を患っている上、生活も苦しい」と告げ、中絶させた。後になってA教諭の存在を知ったY教諭は、H教諭の行為についてつづった上申書を京畿道教育庁(教育委員会に相当)に提出し、H教諭は減俸1カ月と、ほかの学校への異動を命じられた。さらにY教諭の家族はH教諭の家族を相手取り、慰謝料7000万ウォン(約660万円)を求める訴訟を起こした。

 ソウル家庭裁判所家事4部(崔禎仁〈チェ・ジョンイン〉裁判官)は「H教諭はY教諭の家族に対し、2500万ウォン(約240万円)を支払うように」と命じる判決を下した。家裁は判決理由について「将来の新居にできるマンションを購入した際、何度も話し合った点や、その直後に避妊することなく性的関係を持った点などを考えると、結婚について暗黙の了解があったものと見なせる」と説明した。

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