体罰で処分された教諭、依願退職直前にまた体罰

体罰で処分された教諭、依願退職直前にまた体罰
2014年3月26日12時12分 読売新聞

 大阪府箕面市教委は25日、生徒に体罰を加えたとして、市立第六中で2年生の生徒指導を担当している男性教諭(29)を停職1か月の懲戒処分とした。

 昨年12月にも体罰を理由に減給処分を受けたばかりで、3月末で依願退職することになっていたという。

 市教委は管理・監督を怠ったとして、同中の校長(55)を戒告の懲戒処分、教頭(56)を厳重注意とした。

 市教委によると、教諭は2月20日午後、廊下で顔に絵の具を付けていた2年の男子生徒(14)に注意。「別の生徒に付けられた」などと言い返されたことに腹を立て、生徒の脚を蹴るなどしたうえ、顔を教室の壁に押しつけた。生徒にけがはなかった。市教委の調査に「カッとなった」と説明しているという。

 市教委は教諭を減給処分にした際、生徒指導の担当を外さなかった。

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