iPS虚偽発表、森口氏の論文共著者を戒告処分
読売新聞 2014年3月27日(木)19時10分配信
iPS細胞(人工多能性幹細胞)から作った心筋細胞を患者に移植したと森口尚史・元東大病院特任研究員が虚偽発表した問題に関連し、東大は27日、「研究に対して払うべき注意を払わなかった結果、不正行為を防止できなかった」として、森口氏を監督していた東大病院の三原誠助教を24日付で戒告の懲戒処分にしたと発表した。
森口氏はiPS心筋細胞移植の虚偽発表により、2012年10月に懲戒解雇された。森口氏の論文の共著者だった三原助教についても東大が処分を検討していた。