バドミントン部の練習中に生徒死亡で提訴 両親、4300万円請求

バドミントン部の練習中に生徒死亡で提訴 両親、4300万円請求
産経新聞 2014年4月3日(木)9時57分配信

 神奈川県立追浜高校(横須賀市)で部活中に死亡した男子生徒=当時(18)=の逗子市に住む両親が、教諭が適切な対応を怠ったとして、県に慰謝料など計約4300万円の損害賠償を求め横浜地裁に提訴した。提訴は1日付。

 訴状によると、生徒は昨年2月、体育館でバドミントン部の練習中に倒れ、けいれんを起こした。病院に搬送されたが、同年4月に死亡した。死因は特発性心室細動だった。

 両親は「指導していた教諭が、速やかに自動体外式除細動器(AED)を使ったり、人工呼吸をしたりしていれば助けることができた」と訴えている。県教育委員会は「訴状を見ておらずコメントできない」と話している。

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