小1男児2人を床に座らせ授業、1週間も
読売新聞 2014年3月31日(月)6時28分配信
広島市立小学校の50歳代の女性教諭が今年2月、担任するクラスの1年男児2人に対し、6〜7日間にわたって床に座らせて授業を受けさせたり、給食を食べさせたりしたとして、市教委が文書訓告の処分にしていたことがわかった。
市教委によると、処分は3月27日付。教諭は2月5日と6日に、授業中にいすを前後に傾けるなどしていた2人からいすを取り上げ、机だけ残す指導をした。2人は以後、授業や給食の時間中もひざ立ちをして机に向かったり、床に座ったりして過ごしていたという。
男児の1人から「足が痛い」と聞いた親が2月14日に学校に訴え、市教委は「長期にわたり、肉体的、精神的に苦痛を与えた不適切な指導」と判断した。教諭は2人の自宅を訪れて謝罪したが、「授業に集中してもらうつもりだった」などと釈明しているという。