自殺中2女子遺族が提訴=いじめアンケート開示求め―鹿児島地裁
時事通信 2014年4月4日(金)17時10分配信
鹿児島県出水市で2011年に自殺した中学2年女子生徒=当時(13)=の遺族らが4日、同市などを相手に、自殺後に全校生徒を対象に行ったアンケート結果を不開示とした市教育委員会の決定取り消しなどを求める訴訟を、鹿児島地裁に起こした。
会見した女子生徒の祖父(65)は「孫の死の真相を明らかにすることで、こうした不幸な事件を繰り返さないことにつながる」と訴えた。代理人弁護士は「(遺族に必要な情報を提供すると明記した)いじめ防止対策推進法も施行された。司法の判断を仰ぐ」と話した。