<陸上>日体荏原高が渡辺正昭氏を採用

<陸上>日体荏原高が渡辺正昭氏を採用
毎日新聞 2014年4月1日(火)18時31分配信

 愛知県立豊川工高陸上部を2011年まで14年連続で全国高校駅伝(男子)出場に導いた渡辺正昭氏(51)が、1日から日体荏原高(東京)の保健体育科教諭となり、陸上部を指導することになった。渡辺氏の指導を受けるため、豊川工高から昨年12月の同駅伝の登録メンバーだった5選手を含む計8人も日体荏原高へ転校した。過去の有力選手の大量転校には、12年に仙台育英高(宮城)から豊川高(愛知)に10選手が移ったケースがあるが、異例と言える。

 渡辺氏は豊川工高に1993年に赴任し、駅伝強豪校に育てたが、昨年1月に体罰が発覚。停職4カ月の懲戒処分を受けた。昨春に別の高校へ異動した後に退職したが、指導力には定評があり、今回転校した8人を含む豊川工高の選手の一部は、渡辺氏が退職後に運営した陸上の私塾で指導を受けていた。

 8人の内訳は3年6人、2年2人で男子7人、女子1人。全国高校総体の要項は「転校後6ケ月未満のものは参加を認めない」としており、転校した選手は今夏の全国高校総体に出場できない可能性が高い。日体荏原高は「(渡辺氏の採用は)総合的な判断。選手は渡辺先生を慕って転校してきた」としている。【新井隆一】

この渡辺正昭に関しては、こちらのブログが非常に参考になります。

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