佐世保実元監督の申し立て却下=学生野球協会
時事通信 2014年4月8日(火)21時4分配信
日本学生野球協会は8日、部内暴力をめぐって佐世保実(長崎)の清水央彦元監督に科した無期謹慎処分の不服申し立てを却下したと発表した。内藤雅之事務局長は「処分を軽減するだけの新しい事実は出てこなかった。審査室会議の決定は妥当と判断した」と述べた。
清水元監督は2012年8月、退部を申し出た当時の1年生を引き留めるため、3年生に「殴ってでも考え直させろ」と指示。殴られた1年生が顎の骨を折るけがをしたが、同監督は学校側に「練習中の事故」と説明したため、学生野球協会は昨秋、虚偽報告と暴力教唆などで除名の次に重い無期謹慎処分とした。