〔沼津・小5死亡事故〕教諭「居眠りしていたかも」

〔沼津・小5死亡事故〕教諭「居眠りしていたかも」
@S[アットエス] by 静岡新聞 2014年4月15日(火)7時52分配信

 沼津市松長の県道で10日、登校中の市立小5年の男児(10)が車にはねられ死亡した事故で、自動車運転過失致死傷の疑いで送検された富士市立中学校の教諭(29)=伊豆の国市三福=が、「(事故を起こした時)居眠りをしていたかもしれない」と話していることが、14日分かった。接見した弁護人が明らかにした。
 弁護人によると、教諭は10日午前6時20分ごろに自宅を出た。眠気を感じ、途中で休憩を取ろうと考えたが、適当な場所が見つからなかったという。「気が付いたらぶつかっていた。居眠りをしていたかもしれない」と答えたという。
 事故を起こしたことについて「大変申し訳ない」と憔悴(しょうすい)し切った様子で話し、謝罪の手紙を書きたい意向を示しているという。
 3月末まで函南町立の中学校に勤務していた教諭は、4月から富士市内の中学校に転勤になり、片道約38キロの距離を車で通っていた。「年度替わりで仕事が忙しく、疲れていた」と述べているという。
 事故は10日午前6時55分ごろ県道の丁字路交差点付近で発生した。教諭の軽自動車が中央線を越えて男児ら児童2人にぶつかった。沼津署によると、現場にブレーキ痕はなかったという。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする