小中学校12校で通知表誤記載、横浜市教委
カナロコ by 神奈川新聞 2014年4月18日(金)7時3分配信
横浜市教育委員会は17日、市立小中学校の2013年度末の通知表について計12校91人分の評定や出欠席日数などに誤りがあった、と発表した。市教委は通知表を作成する際のダブルチェックを指導していたが徹底されていなかった。
市教委によると、中学校2校で2年生計55人の英語や理科の観点別評価や評定を1〜2段階低く記載したほか、小学校9校、中学校1校の計10校で36人の出欠席日数やクラブ名、委員会名を間違えていた。
このほか、小学校2校で計6人分の通知表や学力・学習状況調査の結果シートを別の児童に渡すミスもあった。
保護者からの指摘などを受けて判明。児童や生徒、保護者に謝罪し説明した上で正しい通知表を再配布したという。
市立小学校では11年11月以降、通知表の誤記載が相次いで判明しており、11年度は延べ208校で2724人分、12年度は延べ66校で810人分、13年度は今回の分も含め延べ57校で194人分のミスが判明している。