内柴正人被告「懲役5年」確定へ…上告棄却
読売新聞 2014年4月24日(木)18時31分配信
合宿先のホテルで酒に酔って寝た教え子の女子柔道部員を乱暴したとして、準強姦(ごうかん)罪に問われたアテネ、北京両五輪の柔道金メダリスト・内柴正人被告(35)の上告審で、最高裁第2小法廷(山本庸幸(つねゆき)裁判長)は23日の決定で被告の上告を棄却した。
懲役5年の1、2審判決が確定する。
内柴被告は九州看護福祉大(熊本県)の女子柔道部コーチだった2011年9月、東京都内のホテルで当時18歳の女子部員を乱暴した。被告は「合意の上だった」と無罪を主張したが、1、2審判決は「乱暴されたとする被害者の証言は信用できる」と退けた。