教え子にセクハラ、高校教諭を懲戒免職…宮城

教え子にセクハラ、高校教諭を懲戒免職…宮城
読売新聞 2014年04月17日 16時03分

 宮城県教育委員会は16日、県立高校の男性教諭(49)を、同日付で懲戒免職処分としたと発表した。

 発表によると、教諭は2012年12月上旬と13年12月下旬、勤務先の高校の女子生徒に車やホテルの中でみだらな行為をした。

 教諭は12年12月、生徒と2人でドライブに出掛けて家庭環境や学校生活についての悩みを相談されていたといい、県教委の調査に対し、「話しを聞くうちに同情し、愛情を感じて行為に及んだ」という。

 県教委は「教諭のセクシュアルハラスメントは遺憾」としながらも、「生徒は教諭に対し嫌な感情を持っていなかった」として警察への告発は検討していないと話している。

 県教委の「懲戒処分等の公表基準」は、懲戒免職となった教職員の氏名や所属先を原則公表すると規定しているが、匿名にした理由について教職員課は「生徒の特定につながるため配慮した」と説明している。

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