飲酒運転で逃走、逮捕 高校教諭を懲戒免職 和歌山県教委
紀伊民報 2014年4月23日(水)16時47分配信
和歌山県教委は22日、飲酒運転をしたとして現行犯逮捕された粉河高校の児嶋智教諭(51)を、同日付で懲戒免職処分にしたと発表した。和歌山西署員に職務質問されたのに車を発進させるなど、悪質と判断した。
県教委によると、児嶋教諭は3月14日に同校の同僚教諭6人と和歌山市内の飲食店で、ビール中ジョッキ3杯とチューハイ5杯以上を飲酒。同僚とは「妻に迎えに来てもらう」と別れたが、近くの駐車場に止めていた自家用車に乗車し運転した。
同市紀三井寺の県立医科大南側の国道42号で、ほかの車の通行を妨げた形で停車し、寝ているところを通報を受けた署員から声を掛けられた。児嶋教諭はそのまま車を発進。パトカーの追跡を約1キロ受け、現行犯逮捕された。
児嶋教諭は「多大な迷惑を掛け、反省している」と話しているが、当時のことは記憶が定かではない部分も多いという。
管理監督責任を問い、22日付で当時の校長(58)を文書訓告にした。