<千葉大>学生らの名簿、成績などネットに流出
毎日新聞 2014年4月23日(水)23時4分配信
千葉大は23日、教育学部教授の自宅のパソコンから学生らの個人情報がインターネット上に流出したと発表した。学生の名簿や成績などのほか、教授が所属する学会の会員135人のクレジットカード番号など計約4万7000件の情報がネット上で一時見られる状態になった。削除を進めた結果、これまでに悪用は確認されていないとしている。
同大によると、教授が研究室内のパソコンで管理していた情報を自宅でも閲覧できるよう、ハードディスクを自宅に持ち帰ったのが流出につながったという。
安村勉同大理事は「(教授は)個人情報に無頓着だった。再発防止に向け、教職員に対する指導に努める」とした。【味澤由妃】