(朝鮮日報日本語版) ソウル大教授、教え子にわいせつ行為で罷免

(朝鮮日報日本語版) ソウル大教授、教え子にわいせつ行為で罷免
朝鮮日報日本語版 2014年5月21日(水)9時57分配信

 教え子に対するわいせつ行為や違法な高額個人レッスンなどの疑いが浮上していたソウル大学声楽科のP教授(49)に対し、罷免の処分が下った。ソウル大声楽科では2011年、キム・インヘ元教授が教え子に対する暴行で罷免となっており、それから3年でまたも教授が罷免される事態となった。声楽科の教授の定員は8人だ。

ソウル大は20日「教員懲戒委員会での審議の結果、P教授の嫌疑の大部分が事実であると判断され、P教授を罷免することを決定した」と発表した。同大はまた「わいせつ行為の被害者に対し謝罪する」と述べた。

 ソウル大によると、P教授は2011年から12年にかけ、海外の音楽大学を目指していた女子学生(当時22歳)から7000万ウォン(現在のレートで約690万円)を受け取り、個人レッスンを行ったほか、教え子に対し数回にわたって、わいせつな行為を行ったという。P教授側は「全て事実無根」と反発していたが、同大は主張を一切認めなかった。

 ソウル大はまた、教授の採用をめぐって内紛状態に陥っている声楽科を正常化するため、大学本部が直接、教授の特別採用を行う、と発表した。

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