生徒に頭突き 教諭を減給処分 千葉
NHKニュース 5月30日 21時06分
千葉市の中学校の52歳の男性教諭が部活動の指導中、生徒に頭突きをして鼻の骨を折るけがを負わせたとして減給の懲戒処分を受けました。
減給処分を受けたのは千葉市中央区にある中学校の52歳の男性教諭です。
千葉市教育委員会によりますと、この教諭は先月11日、顧問を務めていたサッカー部の練習に遅れてきた3年生の生徒に頭突きをして鼻の骨を折る全治およそ3週間のけがを負わせたということです。また生徒のひざを蹴ったり胸ぐらをつかんで地面に押しつけたりする体罰もしていたということです。教諭は「肉体的にも精神的にも苦痛を与えてしまい申し訳なかった」と話していて、千葉市教育委員会は30日付けで、来月から2か月間、10分の1の減給処分にしました。
千葉市教育委員会は「体罰はあってはならないことで再発防止に努めたい」と話しています。