横浜市教委が信号無視の給食調理員と無許可で書類持ち出しの教諭を処分
カナロコ by 神奈川新聞 2014年6月24日 7時3分配信
横浜市教育委員会は23日、信号無視により重傷交通事故を起こした市立小学校の女性給食調理員(53)と、生徒の個人情報が記載された書類を許可を得ずに校外に持ち出すなどした市立小の女性教諭(57)の2人を戒告処分にした。
市教委によると、事故を起こした調理員は昨年7月28日午後7時15分ごろ、港南区丸山台1丁目の県道交差点で自家用車を運転。赤信号で右折して対向車線から来た大型バイクと衝突、バイクの男性(45)に右手の骨が折れるなど約1カ月半のけがを負わせた。
また、書類を持ち出した教諭は昨年12月16日、担当する4年生144人分の氏名と理科のテストの点数が記載された書類を無許可で校外に持ち出したほか、使用が禁止されている私物のUSBメモリーに児童約70人分の勉強の進み具合を記録して使っていた。
同日の勤務を終え、徒歩で帰宅途中、書類とUSBが入ったバッグを引ったくられた。バッグは翌日見つかり書類はあったが、USBはなかったという。