教職員との面談を指示 岡山県教委、不祥事で緊急校長会議

教職員との面談を指示 岡山県教委、不祥事で緊急校長会議
産経新聞 2014年7月10日 7時55分配信

 教育現場での相次ぐ不祥事を受けて、岡山県教育委員会は9日、県総合教育センター(吉備中央町)で緊急校長会議を開いた。夏休み期間を利用して各校での個別面談の実施を指示。職務実績に関する面談は通常行っているが、不祥事を受けた面談は異例という。

 会議には、県立高校を中心に81校の校長77人(一部兼任)が出席。竹井千庫県教育長は「それぞれの学校がもっと一つのチームとして、孤立したり、悩みを抱えている教職員がいないかに気付いてあげてほしい」などと話し、意思疎通の重要性を強調した。

 面談では、新たに作成したチェックシート(設問数45項目)を用いて、職場内や私生活での問題点の有無なども聞き取る。

 また、学校名義の預金から80万円が着服された不祥事を受け、今月中に会計管理体制の総点検を行うよう求めた。保護者など外部からの徴収金への監査報告の徹底、内部での二重チェックなども呼びかけた。

 県教委は今年度、不祥事3件で4人を懲戒処分。先月には

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