現金43万円紛失 校長と事務長を戒告処分/県教委
埼玉新聞 2014年7月25日 17時56分配信
県教育委員会は24日、女性事務職員(30)が受領した生徒会費などの適正な事務処理について、指導監督する義務を怠ったとして県立坂戸西高校の男性校長(58)と男性事務長(54)を戒告の懲戒処分にしたと発表した。
県教育局県立学校人事課によると、昨年10月から今年3月にかけ、生徒17人の生徒会費や学校積立金、PTA会費などについて、女性事務職員が現金を受領したことが分かる書類を作成しなかったり、長期間学校の金庫に保管するなどし、管理を適正に行わなかった。そのため、43万250円を紛失した。
保護者からの指摘で発覚。紛失した金額分は校長らの管理職が補てんした。警察に被害届は出していない。