中に卒業生の成績も…教諭、USBメモリー紛失
読売新聞 2014年07月30日 15時14分
静岡県牧之原市教育委員会は29日、市立相良中学校で2年生を担当する30歳代の男性教諭が、今年3月に卒業した生徒の成績など323人分の個人情報が入ったUSBメモリー1個を紛失したと発表した。
情報の流出は確認されていないという。
発表によると、男性教諭は7月25日、中体連の資料などを作成しようと、学外への持ち出しが禁じられているUSBメモリーを自宅に持ち帰って作業した。26日にショルダーバッグに入れて向かった中体連会場の藤枝市の総合運動公園で紛失に気付いた。バッグのチャックが開いており、会場内に落とした可能性が高いという。
USBメモリーには、2013年度に担当した教科の成績や14年度に担当している学級や部活動の連絡網などの個人情報が記録されている。パスワードは設定していないという。
坪池洋・市教育長は「生徒、保護者の皆様に深くおわびする。公文書の管理体制を再点検する」とのコメントを出した。