覚醒剤所持の元小学校長に有罪判決…高知地裁

覚醒剤所持の元小学校長に有罪判決…高知地裁
読売新聞 2014年7月30日 10時19分配信

 勤務先の小学校の校長室に覚醒剤を隠し持ったとして、覚醒剤取締法違反(所持)に問われた福岡県春日市の元市立小学校長、松原郁弘被告(57)(懲戒免職)に対し、高知地裁は30日、懲役1年6月、執行猶予3年(求刑・懲役1年6月)の有罪判決を言い渡した。

 武田義徳裁判長は「教育現場である校長室に隠しており、思慮分別を欠き、厳しい非難に値する」と指摘。「懲戒免職になるなど社会的制裁を受け、反省もしている」と述べた。松原被告は控訴しない方針。

 判決によると、松原被告は5月、勤務していた小学校の校長室内に覚醒剤約0・476グラムを所持した。

 判決後に記者会見した弁護人によると、松原被告は「これからは更生に向けて、きちんとやっていきたい。子どもたちや保護者に申し訳ない」と話したという。

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