中学生に体罰で教諭3人懲戒処分 北九州市教委

中学生に体罰で教諭3人懲戒処分 北九州市教委
読売新聞 2014年08月26日

 北九州市教委は25日、知的障害のある中学生に体罰を加えたとして、男性教諭(40)を停職3か月とするなど、体罰事案で市立中学の教諭計3人をそれぞれ懲戒処分にした。

 市教委によると、停職処分となった男性教諭は7月、特別支援学級に通う男子生徒が、職員室で教諭の足元にカバンを下ろした行為を反抗と受け止め、「何しよんか」と言って右腕を平手でたたいた。教諭は2011年にも体罰で文書訓告を受けていた。

 また、八幡西区の中学の男性教諭(39)も6月、全校集会で態度の悪かった男子生徒を個別に指導した際、前髪を引っ張ったり、平手で頭をたたいたりした。この教諭も10年に体罰で文書訓告を受けており、今回は減給10分の1(1か月)の処分とした。

 さらに、同区の別の中学でも4月、男性の主幹教諭(51)が、女子生徒とぶつかって謝罪しない男子生徒に対し、拳で顎を1回たたいたとして戒告処分になった。生徒は顎を打撲したという。

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