韓国の大学教授が女子学生にわいせつ行為の疑いで免職処分、取り消し求めるも裁判所が棄却―中国報道

韓国の大学教授が女子学生にわいせつ行為の疑いで免職処分、取り消し求めるも裁判所が棄却―中国報道
XINHUA.JP 2014年9月4日 9時1分配信

中国メディア・中国網は3日、韓国の裁判所が1日、女子学生に対してわいせつ行為に及んだ疑いで免職処分を受けた元大学教授による処分取り消し請求について棄却する判決を下したと、韓国メディア・中央日報が2日に報じたことを伝えた。

この元教授は2010年3月、酒に酔った女子学生をホテルに連れ込み、3時間にわたりわいせつ行為に及んだとされる。また、数日後に学生が抗議したところ、学生に対して「あの日はお互いに無礼があった。風邪を引いていたことにしなさい」と指示したという。これに激怒した学生が警察に通報して事件が発覚、元教授は同4月に学校から免職処分を受けた。

その後元教授は「わいせつ事件では1審で証拠不十分により無罪になった」とし、学校側の処分取り消しを求めてソウルの裁判所に行政訴訟を起こしていた。

ソウル行政裁判所は「妻がいるばかりでなく、本来学問に勤しみ学生の教育に専念すべき大学教授であったにもかからわず、不当な目的で学生をホテルに連れ込んだ。この行為が社会に容認されることはない。品行方正の義務を怠ったうえ、学校の名誉を傷つけた。免職の処分は行き過ぎたものではない」との見解を示し、元教授の訴えを退ける判決を言い渡した。

(編集翻訳 城山俊樹)

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