韓国人教授が「安すぎる」と中秋の贈り物突き返す、中国人留学生ショック―中国メディア

韓国人教授が「安すぎる」と中秋の贈り物突き返す、中国人留学生ショック―中国メディア
XINHUA.JP 2014年9月5日 12時40分配信

今年の中秋節は9月8日。中国ではこの時期、家族や親戚、またお世話になっている人々に贈り物をするのが習わしだ。こうした習慣は韓国の中秋節、「秋夕(チュソク)」でもあるが、中国とはやや事情が違うようだ。中国・人民網は4日、韓国に留学中の中国人学生が、担当教授から「贈り物の値段が安すぎる」と突き返されたケースについて報じた。

この出来事を明かしたのは、贈り物を突き返されたという中国人留学生の友人で、この人物もソウルで学ぶ中国人留学生だ。

話によると、現地では留学生が担当教授に中秋節などに贈り物をするのが当たり前で、この学生の友人も贈り物をした。しかし教授はこの品が安すぎるとして付き返してきたという。贈った学生はショックを受け、悲しく不快な気持ちになった。

この出来事を明かした留学生は「教授が贈り物の値段ばかり気にするのであれば、学生の気持ちはどうでもいいことになってしまう。よくない習慣だ」と指摘した。

報道によると、一般に韓国人の贈り物の額は10万ウォン(約1万円)ほどだが、百貨店には100万ウォンもする「韓牛(韓国牛)」のセットや、1200万ウォンのワインといった高価な品も並んでいる。

気持ちのこもっていない贈り物は「賄賂」に成り果てる。韓国では公務員が金品を受け取ることが禁止されているため、同国の監査期間はチュソクや旧正月「ソルラル」に調査を行い、年間に3000件あまりの賄賂を摘発するという。

(編集翻訳 恩田有紀)

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