市長に「命ないと思え」…爆破予告の教諭再逮捕
読売新聞 2014年09月09日 11時38分
千葉県野田市の市立小中学校で行われている土曜授業を中止させようと、市長、教育長に脅迫文を送ったとして、千葉県警野田署は8日、同市春日町、同市立七光台小教諭、藪崎正己容疑者(49)を脅迫の疑いで再逮捕した。
発表によると、藪崎容疑者は6月14日、市教育長宛てに「今までの苦労を十分に復讐ふくしゅうしてやる。庁舎ごと吹き飛ぶ」などと書いた手紙を郵送。6月18日にも根本崇市長宛てに「制裁を加える。命はないと思え」などとする手紙を郵送し、2人を脅した疑い。調べに対し「土曜授業に不満があった。生活時間が奪われ体調不良になった」と話しているという。
藪崎容疑者は、土曜授業中止を求め、市庁舎爆破を予告する脅迫文を市教委に郵送し、市教育長を脅したとして8月19日、脅迫容疑で逮捕された。千葉地検松戸支部は8日、この事件で藪崎容疑者を処分保留とした。