教え子の着替え“盗撮” 「モデルやって」と呼び出し 千葉の高校教諭
ちばとぴ by 千葉日報 2014年9月18日 13時46分配信
千葉県教委は17日、既に卒業した教え子の女性を“盗撮”したとして、県立四街道高校の男性教諭(50)を停職3月の懲戒処分にした。男性教諭は同日付で依願退職した。女性は県警に被害届を出しており、県警は同日までに軽犯罪法違反の容疑で男性教諭を書類送検した。
県教委によると、男性教諭は8月17日、東京都内のレンタルスタジオで教え子の女性の写真撮影を行った際、着替え用の部屋に小型カメラを設置して女性を盗撮したとされる。男性教諭は写真が趣味で、「コンクールに出品するポートレートを撮りたい。モデルをやってほしい」と女性を呼び出していた。
女性がカメラに気づき、カメラから引き抜いた記憶媒体を持参のうえ、県警に被害を訴えた。県警は今月5日、男性教諭の自宅や同校を家宅捜索するなどして、捜査を進めていた。
男性教諭は7月に県内のスタジオで女性を撮影した時にも盗撮しようしたが、カメラの不具合で失敗したらしい。カメラは対象の人物が動くと自動的に動画を撮影する仕組みだった。男性教諭は「女性の容姿がモデル向きで、動画は自分で見ようと思った。信頼を裏切り申し訳ない」と謝罪しているという。